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PTx [慢性腎不全]

昨日、副甲状腺の講義を受けてきました。
長期に透析を受け続けると、ちょっと難しいんだけど
骨ミネラル代謝に異常が出て骨の病気や、血管・全身に石灰化が出来て
命にかかわることがあるんだって!!!

なぜ起こるかって言うと、リンの過剰摂取で体内に溜まるリンが多くなると、
骨からカルシウムをどんどん出させて、骨をスカスカにしちゃうの。
しかも、溶け出したカルシウムが血管内で固まって(石灰化)
血液の流れを悪くしたり、血管を詰まらせたりすることも。

リンの過剰摂取や除去不足が続くと、副甲状腺が徐々に腫れてきます。
通常は米粒くらいの大きさです。
みゅうたろうは喉のエコーで診てもらったら、すでに1個腫れてたの[ふらふら]
まだ5mm 程だから大丈夫らしいんだけど、1cm を超えると治療が始まるそうです。

そこで、行なわれる治療が「PTx 副甲状腺摘出手術」
喉にある副甲状腺を全部取ってしまうんです。
たまに6つある人がいるそうですが、大体の人は4つあるそうです。
みゅうたろうは4つでした。右の前が腫れてるの(T_T)
この手術は全身麻酔で行なわれるんだけど、
講義の中で切開部分のマーキングからメスを入れるところなど、
フルでリアル映像を見ちゃいましたぁ[がく~(落胆した顔)]
手術される人は麻酔で全くわからないうちに終わるのでいいけど
見るのは結構怖かった・・・。
手術って大変ですね[あせあせ(飛び散る汗)]

この講義で学んだことは、副甲状腺に問題が出てきて
薬剤治療がダメになって、医師から手術と言われた時は
先延ばしにしないで受けるべきだと言うこと。
タイミングを伸ばせば、全身麻酔に体が耐えれなくなって
手術が出来なくなったり、骨の障害が進んで取り返しがつかなくなることも[たらーっ(汗)]
そんなことにならないように気をつけましょう!

みゅうたろうの透析の先輩に、3年ほど前に手術をされた方がいるんだけど、
その人は喉を切開するので、傷が残るのが嫌で先延ばしにしちゃったんです。
すると、100%以上あった骨密度が、あっという間に68%まで[バッド(下向き矢印)]
血液検査のリンの値も気をつけてるのにどんどん上昇[グッド(上向き矢印)]
悪化するばかりで、諦めて手術受けたんだって。
手術後リンは正常になったけど、骨密度は戻らなかったそうです。
でも、喉の傷はほとんどわからないくらい綺麗だったので
怖がらずに早くすればよかったと言われてました。

もし、副甲状腺の手術を勧められてる方がおられましたら、
怖がらずに頑張って決断してくださいね[パンチ]

この他に、薬剤による治療があるそうです。
新しく出来たお薬を飲むことで、抑えることができるとのこと。
ただ、副甲状腺は一度腫れたら元には戻らないので、
そのお薬を飲んでも異常が現れだしたら手術になるそうです。

簡単ですが少しでも参考にしていただければ幸いです♪
年2回講義があるそうなので、また参加したときはお知らせしま~す!
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